秋になり収穫が見えてきた頃、
自分で育てた稲で正月飾りを作ったらと。
ふと気がついた。
歳神様をお迎えしよう。
やっと家にお呼びできる。
(これはわたしが放浪癖で自分の家というものを持っていなかった。ので念願)
その時から収穫する新米も楽しみになったが、正月飾り作りにも興味が出た。
あと少しで米を収穫、天日干し、脱穀して、来年の刈り取りの時に用とお飾り用の藁をとっておく。
さて11月に入り、竹田の図書館でお飾りの作り書籍を3冊ほど借りた。
本を読んでびっくり。
地方によってお飾りが全然違う。
飾る場所も違う。
何にしようか、悩んで初心者向けで、食に関係がある形。
杓子型に決めた。
しゃもじの形で福を逃さないなど意味があるよう。
よく晴れた日に、庭にビニールシートを敷き第一号を作った。
なんだかゆるい。隙間ができる。
そしてものすごく大きい。
実家や姉、友人にあげるため4つは作るつもりである。
気を取り直して、次に取り掛かる。
2冊目の本を参考にまた藁の本数を地味に数えて束ねていく。
作り方本数全然違う。
こちらの方が自分には合っていた。
2つ作りまた翌日以降に残りを。
12月12日残りの分を制作。
数日開くだけで、捩る方向など忘れてる。
また一から、本を読み直す。
結局納得がいくものをと思っていたら、全部で5つ出来上がった。
後日知ったが、本来お飾りは12月13日までに用意するものらしい。
地域によってはもっと早い。
良かった。
間に合った。
実家や姉に送り一安心。
今回作ってみて。
新年に向けてやり切ったようで、気持ちよく迎えられた。
来年もまた本を借りて何を作ろうか試行錯誤したいと思います。
年明けて、役目を終えたお飾りは、どんど焼きで焼こうと思います。
豊後大野市は大野町で2月中旬大きなどんど焼きがあると知る。
東京では1月中旬に地域の小学校で焼きに行く。
だったためえらい遅いなーと思いました。
地域それぞれ違うのね。
