桑の実収穫① 「モリンガのかき氷を作って。」

犬飼の長谷にて桑の実情報が午前中にあった。
その日のお昼に収穫に行くことになった。
すごいスピード感。桑の実の旬も短いのでありがたい。

豊後大野市は広い。端から端まで車で2時間弱はかかる。
緒方町に住んでいるわたしには、犬飼町は未知である。
そのため友人の後をついて行く。
モリンガの生産者、田島さんの親戚の家に着いた。
あそこと指差す先には大木の桑。10年大きく育ったようだ。
桑の実は赤黒く熟すと手が触れただけでポロポロ落ちる。
落としては勿体ない。枝を手繰って熟した実をとっていく。
「枝きるか。」動きが素早い田島さん。
さっさと木に登ってノコギリで狙いを定めた木を切っていく。下で極力実が落ちないように木を受け取る。
連携プレーでわっさか桑の実をとって行く。

田島さんからモリンガ愛を聞く。
ボソッと「モリンガのかき氷作ったら。」
思いもよらぬ食材のお題。
モリンガの使い方、確かに悩みどころであった。
高熱はだめ、そのままだとちょっと食べにくい。
その場ではひるんだが、ふつふつ心の中でやってみようと決めた。

今回の桑探しで思いもよらぬ人との出会いの連続。ああ面白い。